「タカ派」と「ハト派」を理解してFRB人事を見つめる | FXは不労の夢を見る

「タカ派」と「ハト派」を理解してFRB人事を見つめる

ニュースではよく「タカ派の議員が、、、」などという言い方をしますよね。

実際のところ「タカ派」と「ハト派」という言い方は非常に抽象的で、はっきりとした境界があるわけではありません。

そんなあいまいな用語のイメージをしっかりつかんでニュースが何を言おうとしているのかを理解することが実は非常に重要だったりします。

「タカ派」「ハト派」って何?

この二つのいい方は、具体的な定義がありません。以下はWikipediaからの引用です。

タカ派(タカは、英語:War Hawk, hawk, bellicist)とは、政治的傾向の分類で、戦争など武力を辞さない姿勢を持つ人または集団を指す語。強硬派(きょうこうは)ともいう。対義語はハト派である。

Wikipedia-タカ派

ハト派(ハトは、英語:pacifist)とは、鳩が持つ平和のイメージを政治的傾向の分類に用いたものである。用例によっては穏健派(おんけんは)、もしくは慎重派(しんちょうは)ともいう。旧約聖書のノアの箱舟の伝説に基づく。対義語はタカ派。

Wikipedia-ハト派

いまいちあいまいではっきりしないですよね?だからこそ理解も何となく担ってしまうのですが、特定の物事についてとらえれば、難しいことを言っているのではありません。

その物事に対して、対峙する二つの考え方を持つような二つの勢力を鷹と鳩に分けて呼んでいるだけのことです。

しっかりとそのニュアンスを汲んでいきましょう。

タカ派は「強硬派」ハト派は「慎重派」

上の引用の太字はもともとのWikipediaの記載のままですが、キーワードが出てきました。

「タカ派」「ハト派」という言い方は、ある物事に対する議論において、強硬に進めようとする人たち慎重に進めようとする人たちを区別する言い方です。

経済のニュースではイギリスのブレグジットや各国の中央銀行の考え方や立場などを示す際によく用いられています。

FRB人事における「タカ派」と「ハト派」のとらえかた

実際にニュースを見る際にはどのような視点で、またはどのような点に注目してこの「タカ派」「ハト派」ということを聞けばよいのか実際のニュースを具体例として挙げてみてみましょう。

トランプ米大統領は2日、米連邦準備理事会(FRB)理事に選挙陣営元幹部のジュディ・シェルトン氏と、セントルイス連銀高官のクリストファー・ウォラー氏を指名すると発表した。

-中略-

ウォラー氏はセントルイス連銀でエコノミストを務める経済学者だ。同連銀総裁のブラード氏は金融緩和に積極的な「ハト派」として知られ、6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを提案した。ブラード氏に近いウォラー氏が理事に就けば、FRBの勢力は「ハト派」色が強まることが予想される。

日本経済新聞『FRB理事に元陣営幹部 トランプ米大統領が表明

上記引用は2019年7月3日のニュースで、FRBの人事について取り上げたものです。

このニュースでは「ハト派」に寄っていくだろうとしています。ここでいうハト派は「金融緩和していこうぜ」勢力です。「まぁ多少インフレ率上がってもしょうがないじゃない。金利下げて金融緩和して経済回していきましょうよ」派ということができそうですね!

では逆に「タカ派」は?

ハト派とタカ派は対峙する2勢力だと書きました。そう思ってとらえるとイメージがわいてくるのではないでしょうか?

上記ニュースにおけるタカ派は「インフレなんかとんでもない。緩和なんか容易にしてはいけない。経済は引き締めつつ行くべき」派の人たちのことです。

小難しく考えるよりもこのようにざっくりとこういう考えの人たちという風にとらえてしまえばイメージはしやすいと思います。

まとめ:2つの考え方の勢力を大きくとらえよう

「タカ派」は強硬な考え寄りで、「ハト派」は慎重な考え寄りです。具体的なニュースを見る際は「二つの勢力がある」ということを前提にすると答えが見えてくると思います。

  • 「タカ派」は強硬
  • 「ハト派」は慎重
  • 二つの考え方を対比してとらえることが重要
  • FRBハト派は金融緩和したい人たち

次にニュースでタカ派、ハト派の表現を見つけたときはぜひどのような考えなのか考察してみてください!

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